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スピン制限はメール・電話・IPの3つから組み合わせて決めます
この記事は 時点の管理画面(/campaigns/[id]/anti-cheat)を確認して書いています。
アプリの更新により画面が変わっている場合があります。
ルーレットは、同じ人が何度も回せてしまうと成立しません。当たるまで回されれば、確率の設定に意味がなくなります。
制限の判定基準は3つあり、組み合わせられます。
3つの基準
Eメール — 同じメールアドレスでの参加回数を数えます。もっとも自然な基準ですが、別のアドレスを使われれば回避されます。フリーメールは無限に作れます。
電話 — 同じ電話番号を数えます。アドレスより取得が難しいぶん、回避もされにくくなります。ただしフォームで電話番号を聞く必要があり、参加率は下がります。
IP — 同じ回線からの参加を数えます。アドレスを変えても回避できません。ただし副作用があります。
IPの副作用を理解しておく
IPで制限すると、同じ回線を共有している別人も弾かれます。
家族が同じ自宅の回線から参加した場合、2人目は制限に引っかかります。職場や学校、共用のWi-Fiでも同じことが起きます。携帯回線でも、キャリアによっては複数の利用者が同じIPを共有します。
つまりIPは、不正を防ぐ精度と引き換えに、正当な参加者を弾く設定です。
組み合わせの考え方
3つは同時に有効にできます。ただし「すべてオンにすれば安心」ではありません。条件が増えるほど、弾かれる正当な参加者も増えます。
現実的な順番はこうです。
- まずEメールだけで始める。多くのショップはこれで足ります
- 同一人物の重複が実際に見えてきたら、電話を足すか検討する
- 組織的な不正が起きたときだけ、IPを足す
先回りしてIPまで有効にすると、起きていない問題のために参加者を失います。
回数そのものも決められます
判定基準とは別に、ユーザーごとの最大スピン数を設定します。既定は各キャンペーンで月1回です。
1回に絞れば、当たるまで回すことはできません。複数回にするなら、そのぶん配るクーポンの総量も増えます。前に書いたとおり、上限は最大当選回数のほうで抑えられます。
都度発行と組み合わせる
不正対策はスピン側だけの話ではありません。当選後のクーポンコードが共有されれば、制限をすり抜けて割引だけが広がります。
都度発行のクーポンなら、コードは1人1回限りです。スピン制限とセットで考えてください。既存クーポンを使うなら、スピン制限を厳しくしても割引の流出は防げません。
失敗した参加も記録されています
制限に引っかかった参加は、失敗した試行として記録されます。件数が増えているなら、制限が実際に働いているということです。
ただし、その中には正当な参加者も混じっている可能性があります。とくにIP制限を有効にしている場合、家族や職場からの2人目が含まれます。件数が想定より多いなら、制限を緩める判断材料になります。
まとめ
Eメールから始めてください。多くのショップはそれで足ります。
IPは精度が高い代わりに、家族や職場の共有回線から参加した人を弾きます。実際に不正が起きてから足す設定です。コードの流出はスピン制限では防げないので、都度発行と組み合わせてください。