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ポイントを付ける「きっかけ」は購入だけではありません — ミッション機能の考え方

この記事は 時点の管理画面(/points)を確認して書いています。 アプリの更新により画面が変わっている場合があります。

ポイント制度を「購入金額の○%を付与する」だけで組むと、お客様との接点は購入したときにしか生まれません。買っていない期間は、こちらから働きかける手がかりがない状態になります。

ミッション機能は、ポイントを付ける「きっかけ」を購入以外にも広げる仕組みです。この記事では、種類・頻度・受け取り方という3つの軸で整理します。

きっかけは大きく3種類

Illumenza Points で設定できるミッションは、性質ごとに3つのグループに分けられます。

グループ
購入・アカウント 注文ポイント、誕生日ポイント、会員登録ポイント
SNS Instagram・Facebook・X・TikTok のフォロー、YouTube チャンネル登録、LINE 友だち追加、Facebook ページいいね、X でシェア
コンテンツ 商品レビュー、カスタム(繰り返し可)

管理画面では、名前・種類・獲得ポイントを指定して並べていきます。

ミッション一覧画面。注文ポイント(100円ごと)、アンケートに回答(100pt)、イベントに参加(50pt)、Instagram・Facebook・X・TikTokの各フォロー、誕生日ポイント(毎年200pt)、会員登録ポイント(登録で100pt)、商品レビュー、Xでシェア(500pt)、YouTubeチャンネル登録(150pt)、カスタムミッション(無効)が並び、それぞれに付与数とステータスの切り替えが付いている。
ミッションは一覧で管理します。種類ごとにアイコンが付き、有効・無効はその場で切り替えられます。

3つのグループは役割が違います。購入系は売上に直結する一方、購入がなければ発生しません。SNS系は一度きりで終わりますが、購入前のお客様にも設定できます。コンテンツ系は、レビューのように「買ったあと」の行動を促せます。

頻度で「続くか、一度きりか」を決める

同じミッションでも、頻度の設定で性格が変わります。

頻度 向いている使い方
一回きり 会員登録、SNSフォローなど、繰り返しようがないもの
繰り返し可 回数を問わず何度でも達成できるもの
毎日 来店・ログインの習慣づけ
毎週 毎日ほど頻繁に来ないショップ向け
毎月 誕生月・記念月のような月単位の施策

「毎日」を設定すると来訪の習慣はつきやすくなりますが、そのぶんポイントの発行量も毎日増えます。原資の見積もりは、頻度を決めたあとに必ず計算してください。たとえば毎日10ポイント付与するミッションを1年続けると、1人あたり最大3,650ポイントになります。

自動で付けるか、お客様に受け取ってもらうか

受け取り方には2つのモードがあります。

自動付与は、条件を満たした時点でポイントが加算されます。注文ポイントのように、達成をシステム側で確認できるものに向いています。

タップして受け取るは、お客様が自分で受け取り操作をして初めて加算されます。SNSフォローのように、こちら側で達成を機械的に確認しづらいものに使います。

タップして受け取るミッションには、管理者の承認を必須にする設定もあります。承認制にすると不正な受け取りは減りますが、そのぶん確認の手間が毎日発生します。承認待ちが溜まって放置されると、お客様側からは「申請したのに何も起きない」状態に見えてしまいます。運用できる件数かどうかを先に考えてから決めるのが安全です。

ランクで出し分ける

ミッションには「このランク以上の会員だけに表示する」条件も設定できます。上位ランクの特典を、割引ではなく「参加できるミッションが増える」という形で用意すると、原資を増やさずに差をつけられます。

設計の順番

決める順番を間違えると、あとから全体をやり直すことになります。次の順で考えると手戻りが減ります。

  1. 交換先を先に決める。何ポイントで何と交換できるのかが決まっていないと、1ポイントの価値が定まりません。
  2. 購入ミッションの付与率を決める。ここが原資の中心になります。
  3. 購入以外のミッションを足す。ここで初めて、SNSやレビューを検討します。
  4. 頻度と受け取り方を決める。原資と運用の手間は、ほぼこの段階で決まります。

購入以外のミッションから先に決めてしまうと、無料で配るポイントだけで交換先に届いてしまうことがあります。そうなると、買わなくても特典が手に入る制度になってしまいます。

まとめ

ミッションは「購入以外の接点をつくる」機能です。ただし、きっかけを増やすほど発行するポイントも増えます。種類を広げる前に交換先と原資を決めておくと、あとから還元率を下げる——お客様にとっていちばん印象の悪い変更——を避けられます。