3分で読めます

紹介はどこで止まっているのか — 成立と待機中の差を読む

この記事は 時点の管理画面(/referral)を確認して書いています。 アプリの更新により画面が変わっている場合があります。

紹介の数字を見るとき、多くの方が総紹介数だけを見ます。しかし本当に大事なのは、その内訳です。

紹介画面の指標カード。総紹介数46件(前期間比+18%)、成立31件(成功率67.4%)、待機中15件、付与ポイント6,200。
サンプルデータです。数値は説明のために用意したもので、実在のショップの数字ではありません。画面の構成は実際のものです。

4つの数字の関係

指標 意味
総紹介数 紹介リンクから登録された件数
成立 条件を満たして特典が確定した件数
待機中 登録はされたが、まだ条件を満たしていない件数
付与ポイント 成立にともなって実際に配った合計

総紹介数 = 成立 + 待機中です。この例では 31 + 15 = 46 になっています。

そして成功率は 成立 ÷ 総紹介数。ここでは67.4%です。

待機中は「失敗」ではありません

いちばん誤解されるのがここです。待機中は、まだ終わっていないだけです。拒否されたわけではありません。

紹介が待機中で止まる理由は、設定した条件です。

  • 最低注文金額に届いていない — 紹介された方が買ったが、金額が条件に足りない
  • 初回購入がまだ — 登録しただけで、買っていない
  • 待機期間が明けていない — 期間を設定していれば、そのあいだは待機のまま
  • 承認がまだ — 承認必須にしている場合、こちら側の作業待ちです

最後のひとつだけは、お客様ではなくショップが止めています。承認必須にしているなら、待機中の数はそのまま自分の作業残です。

待機中が積み上がっているとき

比率で見てください。待機中が総紹介数の半分を超えていたら、条件が実態に合っていません。

いちばん多い原因は最低注文金額です。紹介された方は、まずお試しで小さく買います。そこに高い最低注文金額を設定していると、ほとんどが待機のまま止まります。

自分の設定した最低注文金額と、新規のお客様の初回注文額を並べてみてください。前者が後者より高ければ、その紹介はほぼ成立しません。

条件そのものの考え方は紹介リワードをいつ渡すかにまとめました。

成功率が高すぎる場合

逆に成功率が100%に近いなら、条件が緩すぎる可能性があります。

紹介は不正が起きやすい仕組みです。自分で自分を紹介する、家族で回す、といったことが起こります。条件なしで即時付与にしていると、これを止められません。

成功率は高ければ良い数字ではありません。7割前後で安定していれば、条件と実態が噛み合っていると考えてよいでしょう。

付与ポイントで原資を確認する

付与ポイントは、紹介で実際に配ったポイントの合計です。

紹介者に200ポイント設定していて成立が31件なら、6,200ポイント。ここに新規会員側のクーポンも加わります。両側に渡していることを忘れないでください。

紹介は新規獲得の手段なので、この数字は広告費と比べるのが自然です。1件あたりいくらで新規会員が増えたかを出せば、他の集客手段と並べて判断できます。

まとめ

見るのは総紹介数ではなく、待機中の比率です。半分を超えていたら条件が厳しすぎ、成功率が100%近くなら緩すぎます。

そして待機中が多いとき、まず疑うのは最低注文金額です。