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紹介はどこで止まっているのか — 成立と待機中の差を読む

この記事は 時点の管理画面(/referral)を確認して書いています。 アプリの更新により画面が変わっている場合があります。

紹介の数字を見るとき、まず総紹介数を確認する方は多いと思います。

ただ、総数だけでは、紹介がどこまで進んでいるのかは分かりません。大切なのは、その内訳です。

紹介画面の指標カード。総紹介数46件(前期間比+18%)、成立31件(成功率67.4%)、待機中15件、付与マイル6,200。
サンプルデータです。数値は説明のために用意したもので、実在のショップの数字ではありません。画面の構成は実際のものです。

4つの数字の関係

指標 意味
総紹介数 紹介リンクから登録された件数
成立 条件を満たして特典が確定した件数
待機中 登録はされたが、まだ条件を満たしていない件数
付与マイル 成立にともなって実際に配った合計

まず覚えておきたいのが、総紹介数 = 成立 + 待機中という関係です。

この例では、成立31件と待機中15件を合わせて、総紹介数46件になります。

成功率は「成立 ÷ 総紹介数」で計算します。この例では67.4%です。

待機中は「失敗」ではありません

ここは特に誤解しやすいところです。

待機中は、紹介が失敗したという意味ではありません。まだ条件を満たしていないだけです。

待機中のまま止まっている場合は、設定した条件を確認します。

  • 最低注文金額に届いていない — 紹介された方は購入したものの、条件の金額には届いていない
  • 初回購入がまだ — 登録はしたものの、まだ購入していない
  • 待機期間が明けていない — 待機期間を設定している場合、その期間が終わるまでは待機中のまま
  • 承認がまだ — 承認必須にしている場合、ショップ側の承認を待っている

最後のひとつだけは、お客様ではなくショップ側で止まっています。

承認必須にしている場合、待機中の件数は、そのままショップ側の作業として残っている件数です。

待機中が積み上がっているとき

待機中が多いときは、件数だけでなく総紹介数に対する比率を見てみます。

待機中が総紹介数の半分を超えている場合は、設定している条件が実態に合っていない可能性があります。

特に確認したいのが、最低注文金額です。

紹介された方は、最初から大きな金額を購入するとは限りません。まずはお試しで小さく購入することもあります。

そのため、最低注文金額を高く設定していると、紹介が成立せず、待機中のまま残りやすくなります。

まずは、自分が設定している最低注文金額と、新規のお客様の初回注文額を並べて確認してみてください。

最低注文金額のほうが初回注文額より高ければ、その紹介はほぼ成立しません。

条件そのものの考え方は紹介特典をいつ渡すかにまとめました。

成功率が高すぎる場合

反対に、成功率が100%に近い場合は、条件が緩すぎる可能性があります。

紹介制度は、不正が起きやすい仕組みでもあります。たとえば、自分で自分を紹介したり、家族同士で紹介を繰り返したりするケースです。

条件なしで即時付与にしていると、こうした行為を止められません。

そのため、成功率は高ければ良いというものではありません。

7割前後で安定していれば、条件と実際の利用状況が噛み合っていると考えてよいでしょう。

付与マイルで原資を確認する

付与マイルは、紹介によって実際に配ったマイルの合計です。

たとえば、紹介者への付与を200マイルに設定し、31件が成立していれば、付与マイルは6,200マイルになります。

ここに新規会員側のクーポンも加わります。紹介者側だけでなく、新規会員側にも特典を渡していることを忘れないようにしましょう。

紹介は新規獲得の手段なので、付与マイルは広告費と比べて考えることもできます。

1件の紹介で、いくら使って新規会員を獲得できたのかを出せば、ほかの集客手段と並べて判断できます。

まとめ

紹介の状況を見るときは、総紹介数だけでなく、待機中の比率を確認します。

待機中が半分を超えているなら、条件が厳しすぎる可能性があります。反対に、成功率が100%近くなら、条件が緩すぎる可能性があります。

そして、待機中が多いときにまず確認したいのが、最低注文金額です。