4分で読めます

紹介リワードをいつ渡すか — 3つの条件で不正と手間を調整する

この記事は 時点の管理画面(/referral)を確認して書いています。 アプリの更新により画面が変わっている場合があります。

友達紹介の設計でいちばん難しいのは、特典の金額ではなく渡すタイミングです。

登録した瞬間に渡せば体験は良くなりますが、自分で別アカウントを作って紹介する、いわゆる自作自演を防げません。逆に厳しくしすぎると、正当な紹介者まで待たされます。

Illumenza Points では、この調整を3つの条件で行います。

3つの条件

紹介のリワード設定画面。紹介者へのリワードが200ポイント、新規会員には1000円・30日間有効のクーポン。下に「待機期間を設定」(オフ)、「初回購入を必須にする」(オン、1500円以上)、「承認が必要」(オフ)の3つの切り替えが並び、初回購入の条件には金額を下回ると紹介が拒否される旨の注意書きが出ている。
3つの条件は独立していて、必要なものだけを組み合わせられます。
条件 何をするか 防げること
待機期間を設定 リワードを一定期間保留し、経過後に自動付与 登録してすぐ退会する不正
初回購入を必須にする 初回注文の支払い完了を条件にする 購入意思のない登録
承認が必要 管理者が確認してから付与 上記で防げない個別のケース

どれもオフにすれば、登録した時点で即時付与になります。

初回購入を必須にすると何が起きるか

3つのうち、最も効くのがこれです。支払いが完了するまでリワードは発生しないので、購入する気のない登録は弾けます。

金額の下限も設定できます。ただしここに注意点があります。初回購入が指定金額を下回った場合、紹介リワードは付与されず、その紹介は「拒否済み」として記録されます。 保留のまま次の購入を待つのではなく、その時点で終了します。

たとえば下限を1,500円にしたとき、紹介された方が1,200円の買い物をすると、その紹介は成立しません。そのあとに何度購入しても、その紹介から特典が出ることはありません。

下限を決めるときは、送料や手数料を除いた注文金額の下限を考えてください。平均客単価をそのまま下限にすると、半分近くの紹介が成立しなくなります。

待機期間と承認の使い分け

待機期間は自動です。設定した期間が過ぎれば、こちらが何もしなくてもリワードが付与されます。手間はかかりませんが、期間中に何かを判断する仕組みではないので、防げるのは「すぐ退会する」類の動きに限られます。

承認は手動です。管理者が1件ずつ確認してから付与します。いちばん確実ですが、確認する人が要ります。承認待ちが溜まると、紹介した方から見れば「紹介したのに何も起きない」状態が続きます。

承認は、他の2つで防げないケースが実際に出てから足すのが現実的です。最初から3つ全部をオンにすると、正当な紹介者を待たせるだけの制度になります。

組み合わせの目安

状況 設定
まず始めてみる 初回購入を必須にする(下限は低めに)
不正が出てきた 初回購入 + 待機期間
高額商材、または個別確認が必要 初回購入 + 承認

紹介者と新規会員で特典を変えられます

紹介した側と、された側で別の特典を設定できます。紹介者にはポイント、新規会員には有効期限つきのクーポン、といった組み合わせです。

新規会員側をクーポンにすると、受け取ってから使うまでに期限が生まれます。ポイントは貯めたまま放置されることがありますが、期限つきクーポンは初回購入の後押しになります。一方、紹介者側は継続的に使ってもらいたいので、ポイントのほうが自然です。

まとめ

即時付与は体験が良く、自作自演に弱い設定です。まずは初回購入を必須にして下限を低めに置き、実際に不正が出てから待機期間や承認を足してください。

下限を設定するときは、下回った紹介がその場で拒否済みになることを忘れずに。客単価と同じ額を入れると、成立しない紹介が増えます。