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ミッションを見せる相手を絞る — 対象顧客と実行回数の考え方

この記事は 時点の管理画面(/points/[type]/[id])を確認して書いています。 アプリの更新により画面が変わっている場合があります。

ミッションを増やしていくと、パネルの一覧もどんどん長くなります。会員登録、SNSフォロー4種、レビュー、誕生日。10個を超えるころには、「何をすればいいのか」が分かりにくくなってきます。

ミッションには、誰に見せるかと何回実行できるかを設定できます。この2つを使い分けることで、ミッションの一覧を整理できます。

対象顧客

ミッション編集画面の「対象顧客」では、特定の条件に合う顧客だけを対象にできます。初期値は「すべての顧客」です。

設定すると、同じミッション一覧でも、会員によって見える内容を変えられます。主な使い方は2つです。

上位ステージ向けの特典として。
会員ステージが上がると、参加できるミッションが増える設計にできます。

還元率を上げる方法とは違い、発行するマイルの総量は増えません。参加できる人数を限るためです。

新規会員向けの導線として。
登録直後の会員にだけ表示するミッションを用意すれば、最初に何をすればよいのかを分かりやすく示せます。すでに購入している会員には、表示する必要のないミッションです。

実行回数

「実行回数」は、1人の会員がそのミッションを何回完了できるかを設定する項目です。初期値は「何度でも」です。

ここを決めずに設定すると、必要な原資を見積もりにくくなります。

  • 1回限り — 会員登録、SNSフォローなど、基本的に繰り返さないもの
  • 回数制限つき — レビュー投稿のように、繰り返せるものの上限を決めたいもの
  • 何度でも — お買い物ミッションのように、購入に紐づくもの

特に注意したいのが、購入と関係のないミッションを「何度でも」にすることです。

タップで達成する設定と組み合わせると、同じミッションを繰り返し申請できてしまいます。前の記事で書いたとおり、この組み合わせでは、承認制にするか、実行回数を制限するかのどちらかが必要です。

一覧が長いこと自体が問題です

対象顧客と実行回数は、原資を管理するための設定です。ただ、それだけではありません。ミッションをどう見せるかにも関係します。

15個のミッションが並んだパネルを開いた会員は、どれから始めればよいのか迷ってしまいます。選べなければ、そのまま何もしないこともあります。選択肢が多いほど行動が減るのは、よく知られた傾向です。

対象顧客で絞れば、その会員にとって意味のあるミッションだけを表示できます。

全員に15個を見せるより、それぞれに5個を見せるほうが、ミッションを達成してもらいやすくなります。

並び順も使えます

ミッションは並べ替えられます。やってほしい順に、上から並べてください。

対象顧客による絞り込みと組み合わせれば、「その人が次にやるべきこと」を一番上に表示する状態を作れます。

一覧を短くする。そして、順番を整える。この2つだけでも、パネルの使われ方は変わります。

始め方

最初から細かく設定する必要はありません。ミッションが5個以下のうちは、全員にすべて見せても問題ありません。

一覧が10個を超えたら、次の順番で見直してください。

  1. 購入と関係のないミッションで「何度でも」になっているものを直す
  2. 上位ステージ向けにできるものを、対象顧客で絞る
  3. 残りのミッションを、やってほしい順に並べ替える

まとめ

対象顧客で見せる相手を絞り、実行回数で繰り返しを制御する。対象顧客は見せ方を、実行回数は原資を管理するための設定です。

ミッションが増えてきたら、全員にすべて見せる必要はありません。会員ごとに必要なミッションだけを表示し、一覧を短くすることで、達成してもらいやすい状態を作れます。