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ショップポイントへの交換レートは、会員ステージごとに変えられます

この記事は 時点の管理画面(/redemption/colorme-points)を確認して書いています。 アプリの更新により画面が変わっている場合があります。

会員ステージの特典を考えるとき、よくあるのが還元率を上げる方法です。たとえば、ゴールドは1.5倍、プラチナは2倍というように、上位ステージほどマイルが貯まりやすくします。

ただし、還元率を上げると発行するマイルも増えます。その分、必要な原資も大きくなります。

そこで、もうひとつの方法があります。マイルが貯まる速さは変えず、使うときの交換レートだけを変える方法です。

ステージ別レートの設定

ショップポイントへの交換設定には、通常の交換レートとは別に「会員ステージ別レート」を設定できます。

ショップポイント交換の設定画面。交換レートと交換制限の設定に続いて「会員ステージ別レート」の欄があり、シルバー以上、プラチナ以上について、それぞれマイル数とショップポイント数を指定する入力欄と「レートを追加」ボタンが並んでいる。
ステージごとに、何マイルが何ショップポイントになるかを個別に設定できます。

「シルバー以上」「プラチナ以上」のようにステージを指定して、交換レートを追加します。ステージ別のレートを設定していない会員には、通常の交換レートが適用されます。

還元率を上げるのとの違い

どちらも上位ステージを優遇する方法ですが、コストが発生するタイミングが違います。

  還元率の上乗せ 交換レートの優遇
影響するタイミング マイルが貯まるとき マイルを使うとき
発行するマイル量 増える 変わらない
使われなければ それでも発行済み コストは発生しない

交換レートの優遇は、実際にマイルが使われたときだけコストが発生します。 貯めたまま使わない会員には、交換によるコストは発生しません。

一方、還元率を上げる方法では、マイルが貯まった時点で残高が増えます。有効期限によって失効することはありますが、それまでは残高として積み上がります。

原資を読みやすくしたい場合は、交換レートを優遇する方法のほうが扱いやすい設計です。

レート差はどれくらいにするか

レートの差が小さすぎると、会員には違いが伝わりません。逆に大きすぎると、下位ステージの会員が「自分は損をしている」と感じる可能性があります。

レート差を決めるときは、上位ステージに上がるまでに必要な購入額と釣り合っているかを基準に考えます。

たとえば、シルバーになるために累計100マイルが必要だとします。100円で1マイル貯まる場合、10,000円購入するとシルバーに到達します。

ここで、交換レートの差が実質1%程度あれば、その後に10,000円使ったときに100円分の差がつきます。1年に数回購入する会員なら、違いを実感しやすい金額です。

一方、差が0.1%しかなければ、10,000円購入しても10円の差にしかなりません。これでは、会員には違いが伝わりにくくなります。

交換制限との組み合わせ

交換するマイル数には、制限を設定することもできます。制限を設けない場合、貯まったマイルを一度にすべて交換されることがあります。

優遇レートに加えて交換制限もなくすと、上位ステージの会員が一度に大量のマイルを交換した際に、持ち出しが大きくなる可能性があります。優遇レートを設定する場合は、交換上限も一緒に検討してください。

下位ステージを基準にする

設計するときは、まず通常レートを決めてから、上位ステージに優遇を追加する方法が安全です。

反対に、上位ステージを基準にしてから下位ステージの条件を下げると、既存の会員から見れば実質的な改悪になります。マイル制度を変更するときは、会員にとって条件が悪くなる変更ほど反発につながりやすくなります。

まとめ

ステージ別の交換レートは、発行するマイル量を増やさずに、上位会員を優遇できる方法です。実際に使われたときだけコストが発生するため、原資も読みやすくなります。

レート差を決めるときは、そのステージに到達するまでに必要な購入額と釣り合わせることが大切です。会員が気づかないほど小さな差では、上位ステージを目指す動機にはつながりません。