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上位ランクに人が多いのは、良いことなのか — ランク分布の読み方
この記事は 時点の管理画面(/insights/vip-ranks)を確認して書いています。
アプリの更新により画面が変わっている場合があります。
インサイトのVIPランクを開くと、会員が各ランクにどう散らばっているかが円グラフで出ます。
ここで多くの方が迷います。上位ランクに人が多いのは、良いことなのでしょうか。
答えは「それだけでは分からない」です。読み方を説明します。
人数だけでは判断できません
左のグラフだけを見ると「ブロンズばかりで上位が少ない」と読めます。しかし右のランク別活動と並べると、話が変わります。
| ランク | 人数 | 活動 | 1人あたり |
|---|---|---|---|
| ブロンズ | 620人 | 118,000pt | 190pt |
| シルバー | 180人 | 96,000pt | 533pt |
| ゴールド | 65人 | 61,000pt | 938pt |
| プラチナ | 15人 | 27,000pt | 1,800pt |
人数は下に行くほど多く、1人あたりの活動は上に行くほど大きい。これが健全な形です。
プラチナは15人しかいませんが、1人あたりはブロンズの9倍以上動いています。少ないことが問題ではありません。
上位が多いときに疑うこと
では逆に、ゴールドやプラチナに人が集まっている場合はどうか。
このとき見るべきは、やはり1人あたりの活動です。
- 上位の1人あたりが下位と変わらない → しきい値が低すぎます。全員が到達できるランクは、ランクとして機能していません
- 上位の1人あたりがきちんと大きい → 問題ありません。良いお客様が多い店です
つまり「上位が多い」こと自体は、良くも悪くもありません。上位と下位で1人あたりに差が出ているかが判断基準です。
差がないなら、ランクは「全員が持っている肩書き」になっています。上位ランクの特典を用意しても、特別に感じてもらえません。
全員が最下位のときに疑うこと
もうひとつよくある形が、ほぼ全員がいちばん下という分布です。
このときは、原因を切り分けてください。
まだ日が浅い場合 — これは正常です。アクティビティポイントは導入時点から数え始めるので、開始直後に全員が最下位なのは当たり前です。最初の集計期間が終わるまでは、分布は動きません。
半年以上たっても動かない場合 — しきい値が高すぎます。いちばん下のランクから2段目までの距離を見直してください。全体を下げるのではなく、まず1段目だけを下げます。
しきい値を動かすときの注意
分布を見てしきい値を変えると、既存の会員のランクも動きます。上がる分には問題ありませんが、下がる会員が出る変更は避けてください。一度渡した肩書きを取り上げることになります。
だから調整は、下げる方向——つまり到達しやすくする方向——に限るのが安全です。
何段が適切か
段数そのものより、各段に人がいるかを見てください。
4段あって上2つが0人なら、実質2段です。その状態が続くなら、段を減らすか、しきい値を下げるほうが伝わります。
空のランクは、お客様から見ると「到達できない飾り」です。
まとめ
ランク分布は、人数と1人あたりの活動を必ず並べて読んでください。
- 人数が下に多く、1人あたりが上に大きい → 健全
- 上位が多く、1人あたりに差がない → しきい値が低すぎる
- 全員が最下位で半年以上動かない → しきい値が高すぎる
そして調整は、到達しやすくする方向だけにしてください。